- せんきん
- I
せんきん【仙禽】(1)仙界にすむ鳥。(2)鶴の異名。IIせんきん【千金】(1)千枚の金子(キンス)。 千両。(2)多額の金銭。 また, きわめて大きな価値。
「一攫(イツカク)~」
~の裘(キユウ)は一狐(イツコ)の腋(エキ)に非(アラ)ず〔史記(劉敬叔孫通伝賛)〕高価な皮衣は一匹の狐の腋(ワキ)の毛皮では作れない。 国を治めるには多くのすぐれた人物が必要である。~の子は市(イチ)に死せず〔史記(越世家・貨殖伝序)〕金持ちの子は金の力で刑罰を免れるから, 悪事を犯しても町なかで刑死することはない。IIIせんきん【千鈞】〔「鈞」は目方の単位。 一鈞は三〇斤という〕非常に重いこと。 また, 価値の高いこと。~の重み非常に大切な値打ち。~も船を得(ウ)れば則(スナワ)ち浮かぶ〔韓非子(功名)〕重いものでも船に載せれば浮くように, 人間も勢力や地位があれば大きなことや難しいこともできる。IVせんきん【浅近】あさはかな・こと(さま)。V「其理は甚~なれども/明六雑誌 29」
せんきん【線金】針金(ハリガネ)。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.